立山には特別天然記念物に指定された幻獣や、その他多くの動物が生息しており、森や草原などそれぞれの生活圏で独自の営みをつづけています。
オコジョ 【学名:Mustela erminea イタチ科】

オコジョはイタチ科の哺乳類で、アルペンルートでは、天狗平や室堂に生息しています。
体長は15~20cmほどあり、その外見はぬいぐるみのようでとても愛らしいのですが、ネズミやウサギを捕食するれっきとした肉食動物です。
体毛は季節によって異なり、夏は腹部が白色で背は茶色、冬は尾の先を残して全身真っ白に染め上がります。
これを換毛と呼びますが、冬毛から夏毛への換毛は3月中旬~4月上旬にはじまり、頭部、背中、手足、尻尾の順に約30日間で完了します。
また、夜に活動することが多く、3~5月に3~13匹の子を産みます。
ニホンカモシカ 【学名:Capricornis crispus ウシ科】

国の特別天然記念物に指定されています。体長は約1m、体重は45kgほどあり、オス・メスともに黒い角を持っています。
眼下腺が発達しており、そこから出される分泌液を木の枝にこすりつけて縄張りをアピールするほか、
岩場での生活に適応し、足が太く、ひづめの裏が柔らかくなっているのが特徴です。
4頭以上の群れをつくることはなく、1~2kmの範囲内を親子単位で行動します。森のなかで、おもに草や木の葉を食べて生活し、4~6月ごろに1頭の子を産みます。
ニホンザル

ニホンザルは10数頭~150頭の群れをつくって生活しています。群れは、数頭のオスと多数のメス、そして子どもたちから成ります。
果実や花、昆虫などを食べ、冬になると樹皮も食べます。通常、いちどの出産で1頭の子を産みます。
タヌキ

基本的に夜行性で雑食傾向が強く、ネズミ、昆虫、果実などを常食としています。
また絆が強く、ほぼ一年中つがいや家族で生活します。
キツネ
ネズミ、小鳥、昆虫などの小動物を主食とし、時には果実を食べたりもします。
繁殖期の春を迎えると、巣穴を掘って子どもを産み、夏まで家族一緒に暮らします。
ノウサギ
通常単独で暮らし、草木を食べています。
夏は褐色の毛色をしていますが、冬は純白の保護色となり、天敵から身を守るため雪原の上を走り回ります。





