350mという日本一の落差を誇る称名滝。周辺には、荒々しくも美しい峡谷の風景が広がります。また、飛龍橋と弘法平をつなぐ登山道、
八郎坂では、約600mの標高差がもたらす植物の分布変化を観察できるほか、途中の休憩所や展望台で足を止めて、さまざまなアングルから称名滝を眺めることができます。


称名平園地
称名滝まで距離1.3km(遊歩道)、高度差100mの場所にある憩いの場。
190台の駐車場とバス停があり、休憩室、レストハウスなどが設けられています。
休憩室の2階は称名滝の展示資料室になっているので、散策前に見学しておくとよいでしょう。
ここから、終点直前まで称名川の右岸をすすみます。


称名橋
遊歩道の終点、滝見台園地の手前にかかるこの橋からは、称名滝と融雪期のみに現われるハンノキ滝が、
V字を描いて同じ滝壺に流れ落ちる姿を見ることができます。7月半ばまでは滝壺との間に雪が残り、称名川がその下を流れていきます。

滝見台園地
4段に折れて流れ落ちる称名滝を正面から眺めることができます。滝に最も近づけるこの場所は、
水しぶきを浴びながらその壮大さを体感できる絶好の称名滝鑑賞ポイントです。
八郎坂

八郎坂という名は、芦峅寺の名ガイド佐伯八郎にちなんでつけられました。
標高差600mを一気に上る登山道は例年6月下旬より通行することができ、途中の展望台や樹間からは、標高によってさまざまな表情を見せる称名滝を楽しむことができます。
また、ヒカリゴケが自生しているのも大きな特徴です。

大観台
高速バス道路から少し入った散策道沿いにある称名滝の展望台。周辺は上の小平といわれ、植物の種類が最も豊かな場所です。
昭和44年に昭和天皇皇后両陛下が立山にお越しになった際、この大観台に立ち寄られたというエピソードがあります。
弘法
弘法の地名はその昔、弘法大師が地面に杖を突き立てたところ、清水が湧き出したという言い伝えに由来したものです。
立山登山の宿泊地として重要だった弘法小屋の跡があるほか、弥陀ヶ原に向かう高原バス道路は、これより先、同じようなカーブが7回つづく「七曲り」となります。






