標高約1,600~2,100m、東西9km、南北3kmに広がる弥陀ヶ原高原。木道が敷かれた湿原には「餓鬼の田」と呼ばれる池塘(ちとう)が点在し、
カルデラ展望台など散策ポイントも豊富です。夏になると白い綿毛をなびかせるワタスゲが美しく咲き誇るほか、色鮮やかなチョウが多く生息し、わたしたちの目を楽しませてくれます。

立山カルデラ展望台
弥陀ヶ原の南側に広がる立山カルデラを一望できる展望台です。
荒々しい火口壁のはるか下に広がるカルデラ内には、緑の水面が美しい刈込池や砂防ダム群を見ることができます。

弥陀ヶ原
なだらかな溶岩台地に広がる高原には、風情ある木道が延々とつづきます。
餓鬼の田と呼ばれる高層湿地特有の地塘(ちとう)が点在するほか、夏から秋にかけては色とりどりの高山植物が咲き誇ります。


追分・一ノ谷の分岐点
弥陀ヶ原高原を横断する一ノ谷道への合流地点です。高原のほぼ中央に位置するこのスポットでは、
大日連山や富山平野、天狗山のふもとにある弥陀ヶ原ホテルが見渡せ、360度のパノラマが満喫できます。

追分
かつて、立山登拝の道は一ノ谷道と姥ヶ懐道に別れていました。
現在は松尾峠、弥陀ヶ原、一ノ谷への分岐点となっています。ここには立山高原パークラインの料金所があり、平成12年に無人化されました。

獅子ヶ鼻岩

一ノ谷から見上げる巨大な岩峰。立山修験の一大行場であった往時の名残を色濃くとどめ、役の行者窟、弘法窟には石像や石仏が残っています。
一番の難所である鎖場の通行の際には十分注意してください。

役の行者窟
獅子ヶ鼻岩には、岩盤を人工的に穿ったと思われる大きなくぼみがあり、そのくぼみの割れ目には、
錫杖を持った役の行者の石像が据えられています。また、その石像の台座にはヒカリゴケが自生しています。







