紅葉に映える称名滝(11月)
滝の音が「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えているように聞こえたことから、称名滝と名付けられたとも伝えられる。
滝の音が「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えているように聞こえたことから、称名滝と名付けられたとも伝えられる。
春の雪解けとともに、轟音を鳴り響かせ、日本一の落差350mを流れる称名滝。立山の麓から流れる称名川の冷たい水が、滝となって一気に流れ落ちてくる。
称名滝そばの滝見台園地では、水煙を浴びながら、その偉容をすぐそばで仰ぎ見ることができる。滝は4段になっていて、1段目は70m、2段目は58m、3段目は96m、 4段目は126mを流れ落ちる。毎秒約2tの水が流れ、融雪期や豪雨の後には毎秒100tにも達する。このとき、落差500mのハンノキ滝が姿を現わし、美しいV字型となる。
心の深い部分を揺さぶり、すべてを洗い流してくれるような水の迫力に、ただ圧倒されるのが心地いい。
左が称名滝、右がハンノキ滝(7月)
4月から7月の水量の多い季節や降雨時にのみ、ハンノキ滝は現れる。
4月から7月の水量の多い季節や降雨時にのみ、ハンノキ滝は現れる。
天狗平から見たソーメン滝(8月)
地獄谷から流れ出る落差約130mのソーメン滝。幾筋にも分かれ細く流れることから名付けられた。
地獄谷から流れ出る落差約130mのソーメン滝。幾筋にも分かれ細く流れることから名付けられた。
浄土山をはじめとした立山連峰の雪解け水を集めた称名川は、溶岩台地・弥陀ヶ原高原を永い年月にわたって深く刻みながら、称名滝となって流れ落ちている。
称名滝は国指定の名勝および天然記念物であり、万葉集や今昔物語にも登場する。古くは信仰の対象としても崇められた特別な場所。 日本の滝百選や、日本の音風景100選にも選ばれた癒しの絶景を、ぜひ体感したい。





