
ライチョウは、昭和30年に国の特別天然記念物に指定されました。室堂平周辺には、約240羽(平成18年調べ)のライチョウが生息しています。高山に生きる鳥で、「立山」は中部山岳の中でも生息数が多いところです。霊山立山では、昔から「神の使い」として大切にされてきました。弊社も立山のライチョウや高山植物などを守るために、「立山」の自然保護と環境保全に努力をしています。
4月になると、オスどうしのなわばり争いがはじまります。オスはなわばりを確保するとそれを守るため、眺めのよい木や岩の上でじっと見張りをします。
なわばりに迎えられたメスは、6月中旬から7月初めにかけてハイマツのふちなどに作られた巣に5~8個の卵を産みます。
なわばりに迎えられたメスは、6月中旬から7月初めにかけてハイマツのふちなどに作られた巣に5~8個の卵を産みます。
メスは卵を抱きあたためつづけ、日に2・3度、餌をとるとき以外は巣を離れません。あたためはじめて22~23日後、7月上旬から下旬にヒナは誕生します。
これと同時に、オスはなわばりを守ることをやめます。メスはしばらくの間ヒナと行動をともにし、エサ場に連れて行ってやったり、
体温を保つため時々おなかの下に入れてあたためてやります。
9月になるとヒナもだいぶ成長し、親鳥に似た羽毛に生えかわります。この最初の換毛を迎えるとヒナは幼鳥と呼ばれるようになりますが、
しばらくの間、母鳥と一緒の日々がつづきます。10月に入り雪が降ると幼鳥は真っ白な冬毛に身を包み、群れをつくったり単独行動をはじめるなど、
親鳥のもとから少しずつ巣立っていきます。
氷点下の厳しい寒さと深い雪に襲われる高山帯。雷鳥たちは少しでも快適な暮らしを求めて、ふだん生活している場所から弥陀ヶ原あたりまで移動してきます。
そしてそこで、ひたすら食べ、そして休息することに一日の大半を費やすのです。

オス1匹:
4月にはなわばり争いがはじまり、雪原のあちこちで「グエッ」という鳴き声が聞こえます。
雪の大谷入り口あたりでは室堂の斜面から滑空する姿がよく見られるでしょう。また、5~6月には、オスはなわばり内を見渡すため見晴らしのよい岩や木の上で一日中見張りをしています。
みくりが池あたりの岩の上などは、絶好のウォッチングスポットです。

親子連れ:
トンビや鷹などの天敵から逃れるため、ハイマツの周辺部にもぐり込んだり、谷の中の花畑で高山植物の新芽などのエサをとっていることが多いようです。
ガスがかかっていると、特に活動的になります。また、10月初雪が降ると、エサ場の周辺に30羽前後の集団となって現れることもあります。





