2019年シーズン、4月からの『立山ガール日記』公開中です

10月最終日ということで、アルペンルートの営業も残り1ヶ月となりました。
9月半ばからお届けしていた紅葉も称名滝までお伝えでき、
一段落したため、例年に比べると少し早いのですが、
今シーズンの立山ガール日記は、本日最終日とさせていただきます。
今後の室堂の様子はライブカメラ季節だよりをご参照下さい。

さて、今シーズンのアルペンルートを簡単に振り返ってみると…

2年連続、嵐の中での幕開けから始まり、
初日にアルペンルート全線開通とはなりませんでしたが、
それ以降は晴天率が高く、春のメインイベント、
雪の大谷ウォークはほとんど中止にならなかったように思います。
標高の低いところから新緑がまぶしくなり、春の訪れを感じました。


夏が近づくにつれ、雪がとけたところから咲き始めたお花達
しかし、梅雨明けが遅れ、7月末まで雨に悩まされてしまい、
束の間の夏山シーズンだったように思います。


夏の終わりの花が咲く頃には
、秋の足音が聞こえはじめ、
あっという間に紅葉のピークを迎えました。
約1ヶ月半かけて徐々に紅葉前線は標高を落とし、
10月22日には待ちに待った初雪&初冠雪⛄


個人的な話をさせていただくと、昨年から計画していた
室堂から上高地への縦走も無事に歩ききることができ、
もうひとつのテーマ、定期的に別山に登り、剱岳を眺めることや

様々な角度の剱岳を見ることも叶い、楽しい山行がたくさんできました。


「ブログ見てます!!」「散策ルート参考になりました!!」
などなど、案内所に立ち寄り声をかけて下さった皆様、
本当にありがとうございました。

ブログを読み、少しでも興味を持って下さった方は、
ぜひ一度立山に遊びに来て下さい!!
写真では伝えきれない、大自然を肌で感じ、そして、一度と言わず、
春、夏、秋と季節を変えて何度でも立山を訪れていただけると嬉しいです。

改めて、今シーズンアルペンルートへお越し下さった皆様、
立山ガール日記を読んで下さった皆様、
本当にありがとうございました。

しおみん

立山紅葉情報2019 称名滝

室堂から始まったアルペンルートの紅葉も、
徐々に見頃の標高を下げ、終盤を迎えています。
現在長野側では玄関口の扇沢、富山側では称名滝が見頃

落差350メートルで日本一の滝が紅葉で彩られている姿は
見応え抜群!!(以下10月28日撮影)

右側に幻の滝、ハンノキ滝も流れていました。
上の光が当たっている部分をズーム!!
称名滝へ向かう遊歩道から。

上の写真は2時過ぎに撮影しているのですが、
既に影になっている部分が多かったです。
朝早い時間は逆光になってしまうので、午後の早い時間が
光の当たり具合が丁度良いように思いました。

称名滝へ行く途中の道路から見られる悪城の壁も見頃


称名滝を見るためのスポット、大観台からの眺めはこちら。

もう少し雪が積もると、真白な山と滝が見られたのですが。。

大観台で途中下車することは可能ですが、乗車することはできませんので、
途中下車される方は美女平か、弘法まで歩く必要がございます。

歩かずに見たい方もご安心下さい。
滝見台という場所は高原バスの中からご覧いただけます。

夕方4時過ぎの光の加減でこのような感じでした。

各スポットのベストシーズンに散策コースを巡る
「立山黒部シーズンウォーク」の第6弾、
称名滝ウォークも始まっています。
期間:10月28日~11月3日
詳細は こちら

しおみん

雪景色の室堂山展望台

雪が降る頻度の増えてきた室堂。
本日も朝は雪が降っており、室堂平まで真白になっていました。

昨日は快晴☀で、前日に降った雪が残っていたため、
雪化粧をした山々を見るため室堂山展望台へ。(以下10月28日撮影)
槍ヶ岳から薬師岳まで大絶景

朝早い時間には大日連山もうっすらと雪化粧をしていましたが、
太陽が出るとすぐに雪はとけてしまいました。
朝8時頃弥陀ヶ原から撮影。
朝9時頃室堂から撮影した時は
既に大日連山の雪はとけつつあり。
ハイマツ等も真白。
風がほとんどなく、きれいな水鏡。

雪が積もった浄土山とハートみくり
みどりが池はうっすら氷がはっていました。


室堂山展望台へ行く道もうっすらと雪が積もっており、
岩と雪が混在していて歩きにくく、滑りやすかったので、
下りは特に注意が必要でした。慣れていない方は危ないと思いますので、
積雪時に行かれる方は、しっかりとした自己判断をお願い致します。

白くなった室堂山荘と別山。
上から見ると、室堂平も真白になっているのがよく分かります。
奥に剱岳。
カルデラの全容。

現在稜線上に積もっている雪は根雪となっていくのでしょうか。
室堂平では積もったり、とけたりを繰り返していますが、
朝早い時間は雪が積もっていなくても、
木道が滑りやすかったりすると思いますので、
散策される方は充分注意して下さい。

しおみん