続・弥陀ヶ原のお花たち & 岳人7月号

弥陀ヶ原のチングルマはキレイな綿毛に変身しました。
(雪どけが遅かった場所では、まだ咲いているところもあります。)
夕日が当たってキラキラと光っています。
ミヤマコゴメグサ。漢字で「小米草」と書くとおり、
1cmもないくらいの小さな花です。

弥陀ヶ原のバス停周辺に咲いています。
ナガボノワレモコウ。(ミヤマワレモコウ。)
赤い花が目立ちます。
シモツケソウ。花の色が鮮やかですね。
オオバギボウシの蕾が出てきました。
薄紫の花が咲きます。
山菜の時期には葉が「うるい」として食用されているものです。
ギボウシの仲間は20~30種類あり、全て食用にできるのだそう!


* * * * *

毎号、山の版画家・畦地梅太郎さんの表紙が素敵な『岳人』。
7月号は『立山』特集です!!!
(剱岳と黒部は、また別の号で特集されています。)


立山の美しい写真や、歩くアルペンルート、
立山のメジャーなコース&マニアックなコースの紹介、
立山が舞台になった映画、立山駅周辺、室堂周辺の宿、雷鳥について、山岳警備隊、etc…
読み応えのある盛りだくさんな内容です!

山に登る方向けの雑誌ですが、観光でいらっしゃる方も
これを読んでからお越しいただくと、またひとつ違った旅
なるのではないでしょうか???

れいり

雄山神社の例大祭/立山登頂ウォーク&キャンペーン

雄山神社の登山安全守
みなさん、こんにちは
先日7月25日
立山頂上雄山神社峰本社例大祭に
参列してきました
その日、富山県は
大雨警報が出ているところも…
こうなったら!
滝行&禊(みそぎ)のつもりで参りましょう
朝7:45
ガス・小雨の室堂をスタッフたちと出発
みんなと一緒だから
おしゃべりをしながらでウキウキ

まだ一の越までは
雪渓があちこち残っています


朝だったので硬いデコボコの雪道
そこに雨、ですからテロンテロン

一度、派手にステーンと転びました
ずるっとなって何とかふんばる
というのは、1度じゃ2度じゃなかったです

雪がゆるんでいない朝方
またこういった天候の日に
ど~しても登る!という方
ストックはあった方がいいですよ

40分で一の越に到着
山荘のベンチのそばに面白い貼紙

ですよね~ ユーモアって大事

あと半分、上りがんばりましょーう
お祭りの後には、
楽しい直会(なおらい)が待っていますよー

↓って、フライング(笑)

酒がのめる酒がのめる酒がのめるぞ~


山で飲むとおいしいもんね
でも足に来ますから、
弱い方は下山後がおすすめです

はい、しばらく
次の画像の濃霧が40分続きます
この先に頂上…
(雪渓なし/浮石ごろごろ)
そして到着ー!!
今日は社務所の中での例大祭
だるまストーブには火が点っておりました

ご献酒がずら~り


今年限定はオレンジ(Lサイズは既に完売)

お土産に人気の手ぬぐい400円

ここは、日本で唯一
巫女さんがカップめんを作ってくれる場所かも


室堂とは異なり、山の上はお水がとっても貴重
私が巫女奉仕をしていた頃も、
シャワーは平均3日に1度15分以内
ちなみに、湯船はありません

水のありがたみを知る暮らしでした

笛の上手な神職さんがおられ、
お祭りは典雅な龍笛と共に始まりました

祝詞(のりと)の奏上
関係者の玉串奉奠(たまぐしほうてん)

そして、酒豪の山男たちお待ちかね
直会(なおらい)会場へ

うれしい再会がありました

私と一緒に巫女をしていた女の子がふたり、

今年も夏山奉仕に来ていてビックリ

彼女たちが作ってくれたとん汁のおもてなし
ずぶ濡れのみんなは大喜び!
凍えた体があったまりました

とってもおいしいよ~!
おかわりも頂きました
ごちそうさまです

お暇し、外へ出ると雨は止み、
ガスは薄れていました

画像左下にあるのが一の越山荘さん

一の越~室堂間の雪渓

朝来たときよりは、

少し雨でゆるみ、歩きやすくなっていました

だいぶ視界がよくなると、

みんな余裕が出てきて…


やっぱり、目に入るお花の話をし始めます

室堂ではあまりお目にかかれない
タカネツメクサ
こういった岩場に咲いています

ベニバナイチゴ

会社や部署が違っても、
同じ立山で働くスタッフ
この雨の中を一緒に山に登り、
たくさんの方と仲良くなれました

次、顔を合わせたときは
「この間はさぁ~(笑)」
で始まるんだろうな
 全国の山歩き おんな寅さん 
 とらこ 
立山登頂キャンペーン
9/30まで開催中
山頂でのお写真(スマホやデジカメ画像でもOK)
または登拝記念に頂ける鈴旗をお見せ頂くと、
ポストカードをプレゼントしています
場所/室堂ターミナル1F観光案内所


 

立山黒部シーズンウォーク
立山登頂ウォーク
8/8~13
9:00~15:00 参加費無料
シーズンウォーク参加回数に応じたプレゼントあり
参加方法はこちら

ガイドさんと初夏の室堂をあるく&芦峅ふるさと交流館による郷土料理販売☆彡

みなさま

おはようございます。

今日は前回の続き↓
http://tateyamagirl2450.blogspot.jp/

みくりが池につきました。

この池は、
約13万年まえにあった
噴火によってできた窪みに
できた火山湖です。

「みくり」とは「御厨」と書き、
「神の厨房」という意味も。

大雨だった昨日。
今日は晴れて、

見上げると
立山連山も美しい。
神さまも
ご機嫌よろしそうね☺

道の両脇に見えるのが、
「ハイマツ」。
「這う松(はうまつ)」と書き、
這っているように低く群生している
ことから名付けるられたそう。

松の芽は雷鳥の好物で、
住みかにもしているので、
雷鳥を探すときは
「ハイマツ」周辺をチェック!

次は、地獄谷へ。

 地獄谷がながめられる
「エンマ台」は、
閻魔様が善か悪か
ジャッジする場所。

その先にある「ソーメン滝」は、
いくつもの細い滝を
麺のソーメンに見立てたのと、

別名「ご赦免の滝」
ともよばれ、
罪を許され者が通る滝
なのだそうです。



写真からもわかるように、
身をのり出しながら解説。

熱く語り、ときには

笑いを交えてガイドしてくださる
ナチュラリストさん。

なにを聞いても
さらっと答えてくれて
頭がさがります。。

「イワカガミ」
「オオツガザクラ」

 前回のブログでも書きましたが、
毎日見ている
お花たちのおかげで、

私の意識が変わってきたのを
感じます。

「チングルマ」

自分が望んでいたことが
できなくても
それでいいと思うようになったり。

人間の本当の営みって、
もっと大自然や植物と
近いのでは?と思い。

畑をしてみたくなったり。

お花さがしに
下を見てばかりだけど、

ときどき山をふっと
見上げると、

雲の切れ間から
「たくさんのコトを学んで
成長するのじゃー」
と、お山さま。

「はい。
おうせのとおりにー☺」
(おっしゃるとおりに。)

それから、それから、
(昔話ふうに。。)

8月8日からの
山の日ウィ-クで、

芦峅ふるさと交流館による郷土料理販売(つぼ煮・やきつけ)

が室堂駅屋上であります




つぼ煮↑

古くから芦峅寺の郷土料理として
受け継がれきた精進料理の「つぼ煮」、
お祭りなどで子供たちに人気の
ヨモギを餅粉と混ぜて
こんがり焼いた「やきつけ」を
特別に販売。

やきつけ↑

販売日時 8/10~8/13 11:00~14:00
販売価格 つぼ煮 300円
やきつけ2個 300円

両方とも食べたことありますが、
素朴な味でおいしです!

昔、「やきつけ」は
おにぎりみたいに山へ行くとき
持って行ったそう☺

味わいながら、
いにしえを思いました。。

食べにきてくださいね

お読みいただき
ありがとうございました。
くみ